「辛くても・・・」の補足と今後について、です

こんなに辛いのに、こんなに苦しいのに、
何で、さらに言われなくちゃいけないの??

前々回のエントリーに、ブックマークがつき始めた頃はそう思っていました。

しかし、みなさんに教えていただいた発言小町というサイトや、他の方のエントリーを見て、それが「甘え」なんだと思うようになりました。みんな辛いのに、自業自得なのに、何言ってるんだ、と。

そして、ブックマークが増えるにつれ、自分の考えが、何て自分勝手で、傲慢な考えなのだと、だんだんと実感し、そう思っていた自分自身に怖ささえを感じてきました。

辛いなら辛いでハッキリ言葉にして言うこと。
まずは相手のことに関心を持ち理解すること。
そんな当たり前のことを、出来ていない自分が情けなく思えてきました。37にもなって本当に馬鹿です。

このエントリーを読み、不快な気持ちになった方々、本当に申し訳ありませんでした。
暖かい助言を頂いた方々、本当にありがとうございました。
ご批判いただいた方々には言葉の返しようがございません。

そういった皆さんの言葉を、考えを改めるきっかけにさせてもらってもいいですか。

もう遅いのかもしれませんが、
今後、どうしていくのかを、もっともっと真剣に考えたいと思います。

・・・仕事のこと、
子供達のこと、
自分自身のこと、

そして、大好きな妻、とってもとってもガンバっている妻のことを。

このブログももう終わりにしたいと思います。みなさま、ほんとうに どうもありがとうございました。

メンタルマネージメントによる業務の最適化

やる気の趨勢

前述の辛くても男は離婚しない方がいいたった1つの理由に書いたのですが、どうやったら、機械のように仕事をこなせるかを考えたときがありました。耳障りの良い言葉で言えば、生産性を上げるには、でしょうか。

で、整理したのがこの図。

たいていはだんだんと眠くなります。また、何かしがらみや不測の事態が起こるにつけ、ガッツも減衰していきます。それらを回復するにも更にそれなりのエナジーや時間が必要になり、結果として、あまり逆らわないほうが良いと考えるようになりました。

そこで、それぞれに合ったタスクを割り当て、仕事の最適化を図ろうと思いました。

(A)ガッツ有り・眠気無し→クリエイティブな作業(起案、アウェイでの交渉)
(B)ガッツ有り・眠気有り→業績にはそれほど影響しないがクリエイティブな作業(ブログ更新、手法を身につけているクリエイティブ)
(C)ガッツ無し・眠気無し→なるべく社外の知人や懇意の取引先と話したりやりとりする作業(メール対応、打ち合わせ)
(D)ガッツ無し・眠気有り機械的な作業で済むこと(伝票入力、名刺入力、書類整理)

(A)に向かうにつれパワーと創造性を必要とするような作業を、(D)に向かうにつれ無心になって集中できる作業を段取り出来るように、努力します。

伝票入力などは「眠気があると、かえってミスが増えるだろう」と思われるかもしれません。しかし、入力だけに没頭し、無心になれることで、(A)の状態のときとそれほど効率の差は、私などは感じません。

打ち合わせや交渉など、他者が介在するタスクはそうもいきません。
従って、それに向けてメンタルマネージメントをできる限り努力します。まーこれが一番難しいのですが。

ちなみに、これらを管理するために、私は手帳とノートを使っています。

手帳には仕事の予定とプライベートの予定を記入。
ただ、手帳は取引先にも見られることもあるので、プライベートの予定は記号を使用。プライベートと分ける方法もあるとは思いますが、私には同期が面倒に思えたので一緒にしています。

ノートには、日付を書き、そこに3列。
左の列は仕事のタスク、真ん中はプライベートタスク、右はTODO。
何とか書けるものです。TODOはプライベートと仕事を一緒にしていますが、ほとんどキーワードしか書かなくてもわかるので、混在でも気になりません。

あとは、他者のメンタル予報なども勝手に妄想して、柔軟に対応していきます。

「知に働けば角が立ち、情に竿さしゃながされて」という言葉もありますが、勿論、全てこのとおり運ぼうとすれば角が立つこともありますが、逆に合わせすぎでも自分自身がダメージを蓄積してしまいます。とにかくネガティブ要因は、それにおける業務効率低下と回復時間、という単純なダメージ量の2倍強のコストがかかることが本当に厄介です。

よく言われていることかとは思いますが、好きなことばかりやってては仕事はなりたちませんが、好きじゃないことばかりをやっていて生き残れるほど甘くもない、と痛感しています。

あとは、自分との戦いに勝つ日をもっと増やさないといけないんですけどね。。。

辛くても男は離婚しない方がいいたった1つの理由

2年半の結婚生活から学んだことに、大筋同意するところがあり同じような悩みを抱えている男性もいるのだなあ、と思いエントリー。

で、私のスペック。

29才で結婚。現在37才。
現在、1人でフリーで仕事。超不安定。
子供2人。2才と4才。
妻がたの親が車で30分、私の親は電車で2時間。
何とか持ち家。毎月ローン9万円。

離婚して1年して思うことにもありますが、年月は関係ありません。長く続いたからといって離婚のリスクが減るわけではありません。結婚前に、8年続いた遠距離恋愛を向こうが彼氏作って結局破局、という経験をした私、結構日々、ビクビクです。

よく「子はかすがい」と言いますが、育児に疲れた妻をねぎらうことが出来ず不仲になり離婚する、というケースもよく聞きます。実際、うちは妻が第1子のときは、本当にパニックになっていてキツかったですね。私も仕事にならない。お互い自分のことばかりしか主張せずギスギスした時期も正直ありました。

とはいえ、多くの男性は、家庭を守るために必死に仕事をして、家計を支えます。しかし、一方でその分、家庭に背を向けることになり、情報共有が出来ず、溝が深まっていくという悪循環になるのかと思います。

金は入れろ、家庭も大事にしろ・・・じゃあ、どうすりゃいいんだ!

ガンバル男性の意見かと思います。というか、ハッキリ言って私のことです。

・・・やるせないですよ。

家庭のために頑張ってるのに、さらに家庭でもがんばれと。
つまり、家庭でもパパや夫を演じなければならない不幸。
よく、ケンカしたときの最後の台詞に(収入のことなどでケンカした時)「じゃあ、俺が死ねば3000万入るからいいだろ!」と吐き捨てるときもありました。また、妻は仕事のことは全く理解がないので仕事の事情などは一切わかりません。よく言う口癖は「公務員はホントいいよね」です。

身近に人が居るのにも関わらず感じる孤独は、本当に辛いです。

家庭が癒しの場にならない男性は本当に辛いと思います。というか、どこかで癒しの場を見つけなければ破綻するのでしょう。私は今は、必死に頑張っていますが。

勿論、子供のためにも離婚はしたくないな、と思うこと、たっくさん、たくさん、あります。

「いや!パパじゃなきゃ着ない」とか「パパがいいのー」とかいう駄々をこねられると、やはり人間関係は豊かなほうがいいと思っています、パパに限らず。

とはいえ、「よし!子供のためにもがんばるぞ!」とも割り切れる日が全部かというと、そうでもありません。人間ですから、キレイごとだけで行動できるほど、まして私は出来た人間ではありません。敗北日や「仕事やだ病」の日は何日も何日もそりゃ、あります。

一時期、よく自分に言い聞かせていた言葉に、機械になれ、というのがありまして、機械なら相手にむかつくこともないし、仕事も淡々とこなせるから。機械になってバリバリ仕事をこなしたいと本当に思いました。

でも、そこまでして、なぜ、離婚したくないか、という理由。

多くの場合、男性が先に逝きます。
70才だか、80才だかわかりませんが、多くの場合、男性の寿命のほうが先に尽きるはずです。
そのときに、誰が自分を介護をするのか。

子供には、そのころには子供の生活があるでしょう。施設の世話になる、といっても、突然 意識不明の病気になって自分の力ではどうにもならないことが起こるかもしれません。そういうときに、介護をしてくれるのが一番身近な人だと思います。

子供には思い出を残そうと思います。
妻には金を残そうと思います。

とりあえず、それで彼女たちは生きては生きてはいけるはず。そして、私は先に逝く予定です。私が1人でどうにも出来なくなった時も含め、あとのことをどうかよろしくお願いします。

あるドラマで、「人生のほとんどはしがらみ」と言っていました。それがデフォルトか。そう割り切るようにして生きています。自分にウソもつきます、たまにわかっていながらゴメンナサイもします。でも、前述のことだけはして先に逝きますから許して下さい、と心の中でつぶやきつつ。

「辛くても・・・」の補足と今後に続きます・・・・

選挙に行かない人も実は投票している、という事実

最近、選挙カーがうるさい。

朝の八時半から夜まで、何台も。

車を止めて演説する車まであって、営業妨害まがいのことをされている迷惑なお店もあるそうだ。

昼寝のために子供を寝かすご家庭なども、そうとう迷惑なことと思う。


 * * * * *


さて、そんな選挙。

選挙に行こうにも、実際には誰に入れればいいのかわからない、という人も多いと思う。ゆえに、選挙に行き気が起きない、自分一人行ったって政治は変わらない、などと悲観的になり当日足を運ぶだけ面倒、、、と考える人も少なくないかと思う。

新聞をとっていないと、情報はさらに少ない。

インターネットで検索しても、市議会議員選挙ともなると、さらに情報は少ない。

誰に投じればいいのか。わからないから行かない・・・・。

昨今の投票率の低さは、常にニュースをにぎわせているほどだ。

さて、そんな選挙不参加者も、実際には票を投じていることを、ご存じだっただろうか。


 * * * * *


!?!?

そんな馬鹿な・・・・。

「誰かが勝手に俺になりすまして、投票しているのか?!」


いいや、そうではない。

結果的にそうなっているだけだが、それを意識してほしい。


世の中には組織票というものがある。

組織票-wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%84%E7%B9%94%E7%A5%A8

利害関係などがあり、組織的に大量の票を獲得できる票だ。この票は組織的に投票するため、まず棄権などはしない。ゆえに影響力があり、政治家も注力して選挙活動や立ち回りをすることになる。

確実に得られる票、といっても良い。

選挙戦略担当は、事前にこの組織票をどれだけこぎつけられるか、を掌握し奔走するのだ。

実際にそういう戦略立案・実行する会社はごまんとある。

有限会社 中央総合経営協会
http://www.cyuso.co.jp/


 * * * * *


まあ、市議会議員選挙でそこまでやる議員はいないとは思うが、組織票というのは少なからず存在する。自分が属している党であれば当然入れる、などなど。

そこで、あなたが選挙に行かなかったとする。

多くの人が、選挙に行かなかったとする。

組織票で投じる人だけが、投票したとする。

 ・
 ・
 ・
 ・
 ・
!?!

そう、あなたは、選挙に行かずとも、組織票で当選に導かれるその人に投票しているのと、同じことになるのだ。

もちろん、選挙に行ったとしても、その人に入れるかもしれないし、選挙に行き違う人に入れたとしても、その人が当選するかもしれない。

しかし、あなたが選挙に行かなければ、組織票の影響力は確実に強まる。


 * * * * *


実際、選挙を義務化している国もある。

強制投票制度 -wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E5%88%B6%E6%8A%95%E7%A5%A8%E5%88%B6%E5%BA%A6

オーストラリアでは、「正当な理由なく投票しなかった有権者に対する罰金」があり、投票率が90%を超えている。

投票率 -wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8A%95%E7%A5%A8%E7%8E%87

一般的に言うと、投票率が高くなれば、高くなるほど与党が負ける確率が高まると言われている。

一方で、最低投票率を決めることもあまり望ましいことではなく、現行の選挙制度が現実的となる(誰々に投票しよう、というよりは、選挙には行かないようにしよう、というキャンペーンのほうが有利になっちゃうらしい)。

もちろん、政策や期待など本質的なところで判断をして、票を投じ、それがかなえばイチ個人としては、とても嬉しいものであるが、ここで問題は、投票率が、政策うんぬんに関わらず大きく影響する、という事実だ。


選挙制度自体の議論にはふれないが、とにかく現行制度では、


あなたの行動が、投票率を上げるか、下げるか、は意識しよう。
そして、その行動が与党、野党、どちらに有利に働くのかを。

少なくとも知らずに不参加するよりはマシである。


 * * * * *


ちなみに、「選挙に行きたいけれど、投票したい人が本当にいないんだよなあ」という人は、


白票を投じよう


選挙に参加し、かつ、望ましい人がいない、という意思表明をきちんとしている。


 * * * * *


ところで、、、、

選挙に行かないと与党に投じてるのと一緒だよ!という私のエントリーは、

野党に入れようよ、と言っているの一緒じゃね?

と言われるとそれまでだが。